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「事実問題についての解決」

GDOアマ情報発信基地 [2016/03/03]

ラテラル・ウォーターハザードに入ったのか、入っていないのか、 といった事はよく事実問題として取り上げられます。
そして慎重に行わなければならない事が、「同伴競技者からある指摘を 受けたが、プレーヤー本人はその指摘内容の
ような行為はしていない」といったような問題です。

こういった問題は、お互いの主張が平行線を辿ってしまう事が多々です。
この場合は競技委員会として両者の話をよく聞き、必要な証拠や証言を基に裁定を行いますが、
証言や証拠が明確な場合に限り裁定が下せる事となります。
しかし、アマチュア競技において事実や証拠、証言が明白でない事が非常に多くあります。
そのような場合、ゴルフ規則書に記載のとおり、 「ゴルファーは皆誠実であり、故意に不正をおかす者はいない」と
いった部分を尊重すべく、プレーヤーの主張が的確と判断した場合は、その紛議はプレーヤーに有利に解決される
場合があります。内容によっては不利に解決される場合もありますが、競技委員会はその紛議について関連する
状況と様々な可能性の重さによってその紛議を解決していきます。

大切な事は、プレーヤーは疑わしき行為や紛らわしい行為をしないという事はもちろんですが、
不正が無いのに指摘を受けた際は、断じてそのような行為は無いと言えるだけの理由や事実を主張できるように
しておくことも必要です。 逆に不正や違反を指摘する立場になった時は、しっかりとその現場を目撃し、
その場で事実を確認するということが非常に重要と言えます。 憶測や予想で指摘は良くないことになって
しまいますのでご注意を。

ゴルフは自身が審判であるという事はご存知かと思います。 ここを忘れなければ上記のようなトラブルや紛議に
なることはまず起きません。 スコアアップも大切ですが、良いゴルファーになる為にも この辺もしっかりと
押さえておきたいですね!
 

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