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【カジュアルウォーター&プリファードライについて】

ルール・マナー&レッスン [2016/04/25]

【カジュアルウォーターについて】
カジュアルウォーターというのは大体の方々は
聞いたことがあるかもしれません。正確には「スタンスをとる前やスタンスをとった後に
見られる一時的な水溜り」の事を言います。ここで注意をして頂きたいことがあります。
「スタンスをとる前、スタンスをとった後」のスタンスという部分です。スタンスは
球を打つためアドレスに入る際に意識することなく自然にそのスタンスをとっている
かと思います。肩幅程度に両足を広げ立っているのではないでしょうか。
これが球を打つためのスタンスでありフェアなスタンスと言えます。
よって片足に体重をかけ地面に圧力をかけ水が染み出てくるような状態は
カジュアルウォーターではないと言う事になり、救済の対象にはならないと言う事に
なります。片足でギュウギュウと踏み込んで水を絞り出し、「救済受けるよ~」と、
こういう人いませんか?また逆に救済を受ければ済むものを、「こんな水溜りでは
球が打てないよ」という人いませんか?水溜りからは打つ必要はないのです。
もし普通にスタンスをとり水が靴の周りに染み出でくるようならば、先に述べたとおりこれは
カジュアルウォーターです。これらからの救済は「規則25の異常なグラウンド状態」
でありその障害が避けられるホールに近づかない箇所にニヤレストポイント
を決めドロップとなります。残念ながら今回のフェニックスでも随分と「?」な事を言う
選手や実際に救済を受ける際の動きが「?」な選手が多数いらっしゃいました。
規則書の123ページ、規則25をよく読んで頂ければと思います。
さほど難しい規則ではありません。もっと簡単なのは大会に来た際に私を捕まえてください。
もういいですというまで説明させていただきます。

【プリファードライについて】
そして雨が降ると競技、試合に慣れた選手からは「プリファードライ」についての
問い合わせが多くなります。プリファードライとはフェアウェイの広範囲に長雨などで
フェアにプレーができなくなるほどの酷い状態が見られる場合に設定されるローカル
ルールであり、スルーザグリーンにある球は罰なしに拾い上げて拭く事ができる。
拾い上げる前に球の位置をマークし元のマークした位置からその競技委員会が設定した
距離、(6インチや1クラブレングス)に球をプレースすことが出来るといったルール
です。このルールに似たものが普段お遊びでラウンドする際のオール6インチではない
でしょうか。クラブでちょいちょいと動かす人がいますが(本当はダメなんです)
コンペなどでこのルールをよく使いますね。競技会で基本的には雨が降っただけで
プリファードライを設定した時に、試合に来たのにこんなコンペみたいなルールを
出すなんて、と苦情を言われる選手が多数おりました。
しかしこのプリファードライのローカルルールは日本国内男子、女子ツアーを始め
世界的にツアー競技でも適用とすることがあるルールです。決して一般的に言われる
お遊びのコンペ(本来コンペはコンペティションであり試合なのですが)のルール
ではないと言う事も覚えておいてください。

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